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今年は司法書士制度150周年

2022-05-23
今年は司法書士制度150周年になります。

司法書士の前身は「代書人」(だいしょにん)といいます。
いまでも、司法書士を指して「代書屋」(だいしょや)なんて言われることがあります。
その名のとおり、一般の方に代わって書類を書いてあげる、ということです。

明治5年(1872年)8月3日、太政官無号達(達:「たっし」、時代劇で「おたっし」といいますね)
において「司法職務定制」というものが定められ、そのなかで「代言人」「代書人」「証書人」というものが定められました。
それぞれ
「代言人」・・・いまの弁護士
「代書人」・・・いまの司法書士
「証書人」・・・いまの公証人
にあたります。

その後、明治19年に日本の法律1号として「登記法」ができ、以来司法書士は登記制度に深く関与してきました。
その間、大正8年に司法代書人法、昭和10年に司法書士法の制定、その後の幾度もの改正を経て現在の司法書士制度につながります。
かつては登記や裁判書類の作成を主な業務としていました(今もそうですが)が、今では成年後見制度や財産管理人業務なども多くなっています。

近年、AIによって人間が行う業務が大きく変わると言われています。士業も社会の変化にあわせて大きく変わっていくと思います。
50年後の200周年にはどのような姿になっているでしょうかね。

新年あけましておめでとうございます

2022-01-04
新たな年を迎えました。明けましておめでとうございます。
カレンダーが残り1枚になったと思ったら、あれよあれよという間に12月の半ばを過ぎ、まずい、、、と思っているあいだにクリスマス、仕事納めの日。。

それでも、次の年に持ち越したものもあるものの、無事に新年を迎えることができました。

大震災や台風などの災害や、世間を騒がすような事故・事件、そして新型コロナウイルス感染症と、近年起こったことを振り返ると、想像もしないような、どんな思いがけないことでも起こりうるのだなあということを本当に実感します。

それとともに、一日一日を無事に重ねてまた次の年を迎えられるということは実にすごいことなのだということも。

また年末を無事に迎えられるように、一つ一つ目の前のことを丁寧にやっていきたいと思います。

ではまず昨年の持ち越し分から。
本年もよろしくお願いいたします。

藤城清治 光の世界メルヘン展

2021-09-11
福井市美術館で開催されている、藤城清治 光の世界メルヘン展に行ってきました。
福井新聞でも何度も広告記事が掲載されていて、そこに載っている絵がとても綺麗だったので、一度行ってみようと思っていながらも、閉幕間近になってしまいました。

暗い館内に光を通して展示されている数々の絵は、いずれも吸い込まれるような綺麗な色彩を放っていて、圧倒されました。

小さいころにNHKでよく見かけたお馴染みの絵がいくつも飾られていて、それらが目の前で光に透かされて輝いています。どうやったらこんな絵が描けるのだろうと終始見入ってしまいました。

そのほか印象に残った点として、やはり戦争を経験されている世代の方なので、実体験も反映した反戦・平和へのメッセージを込めた絵がいくつかあり、これもとても貴重な絵で、ずっと残していってほしいと思いました。

本当に素敵な時間でした。前回に福井で開催されたときに当時の福井市美術館の最多入場記録を更新したそうですが、納得です。

何度でも見に来たいと思いながら会場を後にしました。
また次の機会があれば是非いきたいと思います。

新年明けましておめでとうございます。

2021-01-04
新年あけましておめでとうございます。
昨年は世界中が想像もしない事態となり、これまで見たこともないような光景が日本のみならず世界のあちこちで広がった一年でした。
先月もコロナ一色、今月も、また次の月も、、、というように、同じニュースが延々と繰り返される感じで、個人的には今までのどの年よりも年末が早く来たような印象でした。
しかも今もなお先は見通せず、いつ頃どのように情勢が変わっていくのかもわからないですね。

それでも、先日 新聞で山中伸弥教授がコロナウイルスとの闘いについてコメントされている記事が載っていましたが、人類は必ずこのウイルスを克服するというメッセージが発信されていて、なんだかとても気持ちが上向きました。

気持ちだけはこうして前を向かなければいけないですね。

皆様もお身体に気を付けてよい一年になりますように。

空き家セミナー

2020-02-22
先日、越前町による空き家セミナーというのがありまして、その講師に行ってきました。
 
講義時間は30分ほどでしたが、あちこちで問題となっている空き家のことについて、その現状や、空き家に関する行政の施策を紹介したり、空き家になるきっかけとして多くあげられる相続問題についての話をしました。
 
人口減少、高齢化、単身世帯の増加など、全国的に、空き家は今後も増えていく一方でしょう。
 
自分の住んでいるところを見渡しても、20年後、どうなっているのだろう、と真剣に思います。
 
先日の新聞にも載っていましたが、空き家率の高い市町村では、なんと40%近くにものぼります。
地域的な要素もあるとはいえ、これだけ高い空き家率だと、右も左も空き家、なんていう状況も大袈裟な表現ではないでしょう。
 
空き家問題が騒がれているものの、急に改善できる問題でもないわけで、地域全体が空き家に対する意識をもっと高めないと、右も左も空き家、となってからではどうしようもないでしょう。
 
講師をしながら、数十年後の社会がどうなっているのか、真剣に考えさせられます。
 
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