本文へ移動

ブログ

ブログ

RSS(別ウィンドウで開きます) 

安保法案はやっぱり無理があるよ

2015-06-09
最近毎日のようにニュースに出てくる安保法案の審議。
 
やっぱりどんなに考えても無理がある、、、よね。
 
憲法解釈の根幹にかかわるようなところを変更しておきながら「憲法の基本的解釈に変更はない」。なんて、すごい答弁。自分で言ってておかしいと思わないんだろうか。
あるいはとにかく「論理的整合性は保たれている」と繰り返してみたり。
どんな質問がこようとも、条文の定義や言い切り型の結論だけをただ述べるのみ。
 
ほんとはずっと国会論戦聞いていたいけれどもそういうわけにもいかないから、ときどき車の運転中にラジオで聞いてみたりするのですが、少なくとも自分の聞いている範囲では、防衛大臣の答弁で野党の質問に正面から答えたものは一つもなかった。
 
でも野党も事前通告した質問をして時間がきて終わるだけなので、これを聞いていると国会審議ってなんなんだというふうにもすごく感じるところではありますが。
 
しかし大臣の答弁を作成するのはその分野に通じた官僚なので、その道の専門家ともいえる官僚が作った答弁がこれなのだとすれば、やっぱりこの法案はなにも詳細を答えられないような法案と言わざるを得ないのだろうなあ、と思うわけです。
 
集団的自衛権行使の新3要件だって、去年安倍首相が解釈変更したときのものがそのまま条文になっているだけで、あれからなにも具体化されていないのではないでしょうかね。
 
憲法解釈の変更という大きな土台の向きが(一方的に)変わってしまうと、そのあとはなしくずしに変えられていってもそれを変化と感じなくなってしまうのが一番恐ろしいことです。
 
論理的整合性が保たれているというというならばもっとうなずける理由をつけた答弁をしてほしいと思います。

相続無料相談会

2015-02-07
今日は、福井県司法書士会と、一般社団法人福井県公共嘱託登記司法書士協会とが共催で開催した、相続無料相談会が県内3会場で行われました。
 
僕は丹南会場(鯖江市健康福祉センター)で相談員として参加してきました。
 
ご存知のとおり、今年の1月1日から相続税法の改正により相続税は増税となりました。
その影響もあってか、例年よりは税務関係の相談も多かったように思います。
今年は北陸税理士会からも参加していただき、相続税関係の相談も受けられるようにしました。
 
相談の内容はほんとに様々ですが、来訪者の中にはよく勉強しておられる方もいらして、相談したい項目もマニアックなものがあったりして結構びっくりしました。
 
でも皆さんお帰りの際には聞きたいことが聞けてわからなかったことがクリアになってよかったという感想をおっしゃっておられたのでよかったです。
 
また開催の際には是非ご利用ください。
 

福山雅治のライブに行った

2015-01-28
先日、鯖江市のサンドームであった福山雅治のライブに行ってきました。
 
全く熱烈ではないものの、ひそかに長年ファンを続けており、古い記憶を遡ればオールナイトニッポン2部を聞いてたりしたから、高校生の頃からということになります。
 
福井のサンドームに来るという情報をキャッチしてすかさずチケットを申し込みました。ファンクラブの入会者でも手に入らないこともあると聞いていたので無理かもと覚悟していたけれど、地元民だからなのかラッキーだったのか、とにもかくにも チケットを手に入れることができました。
 
福山雅治が福井に来るのはなんと21年振りなのだそうです!なんでまた今回はサンドームに会場が決まったのだろうか。
 
 
サンドームでコンサートやライブに行くのは初めてだったのですが、行ってみたら たまげました。
おそろしいほどの人の数。サンドームにこんなに人が集うのを初めて見た。。。
グッズ販売も超長蛇の列。列のおしりを探して行ってみたら、いまから並んでもライブ開始時刻には間に合わないと思います、と言われてあきらめました。
それにしてもこれだけの人を呼び込むだけの力を一人の人間が持てるものなのかとつくづく驚いた。
ところ変われば、独裁国家の樹立も夢じゃないな、と本気で思ってしまった。
 
中に入ってみるとドデカいセットが組んであって、これはパシフィコ横浜で使ったセットをそのまま持ってきたのだそうです。
会場のどの方角からもよく見えるようになっていて、さらにセット上部には大きなスクリーンが360°見えるように据え付けてあって、歌っている本人の表情が後方の席でもよく見えるようになっていました。
とにかくすげえ。。。
 
セットの組み方といい、ライブの進め方といい、席の場所を問わず来ている人全てに対する配慮がよく伝わるなあ、と思いました。
そしてあの歌声に話術にルックス。こりゃあ人が来るはずです。
 
次は21年後といわずもっと早くまた福井に来る、と言ってくれていたので、そのときもまた是非行きたいと思います。

明けましておめでとうございます

2015-01-09
新年明けましておめでとうございます
 
 
      謹  賀    
   新  年         本年もよろしくお願い申し上げます。
       
本年は、1月5日より平常営業いたしております。
ご相談など、お気軽にお電話ください。
 平成27年1月 
       司法書士・行政書士 前川事務所
 

九州訪問記(鹿児島)

2014-08-26
先日九州の熊本へ行った際、ちょっと足をのばして鹿児島まで行ってきました。
鹿児島の知覧です。
 
 
知覧という町をしっていますか?  知りませんか?
では特攻隊はしっていますか?神風特別攻撃隊、カミカゼです。
特攻隊は多くの方がご存知でしょう。
 
特攻隊は日本軍が太平洋戦争の終盤に採用した作戦で、出撃したら最後、二度ともどることはない体当たり作戦です。アメリカ軍が沖縄に上陸して沖縄戦がはじまると、あとがなくなった日本軍は捨て身の特攻作戦を行いました。
 
知覧には戦前から飛行場があり、沖縄にもっとも近い飛行場だったことから、ここが特攻隊の基地とされ、ここから多くの特攻機が出撃していったというのです。
 
この知覧の町には、知覧特攻平和会館という建物があり、ここには特攻隊員の遺書をはじめとした品々が展示されているのです。
以前から何かの機会に是非行きたいと思っていたのですが、なにせ遠いのでなかなかその機会を得なかったところ、今回せっかく熊本まで行くのならと、強行軍ではありましたが、レンタカーに乗って行ってきました。
 
中にはいると、特攻隊の隊員の遺書や遺品、その他特攻隊や戦争関連の資料や物品が膨大に展示されています。よくぞここまで集めたものだと圧倒されると同時に、それらの遺書はとても涙なくして見れたものではありません。
以前、小泉首相がここを訪れて涙を流していましたが、入ってみるとその心情はたいへんよくわかります。
 
 
多くは20歳前後の、若い隊員たちです。確実に死ぬ攻撃を待つ時間とはどういったものなのだろうか、敵艦に向けて操縦桿を握る間どんな思いだったのだろうか、といったことを、館内にいる間中、否応なしにずっと考えさせられます。
 
 
それにしてもなぜ、日本軍においてはこのような作戦が採用されたのだろうか。特攻はほかの作戦とは明確に異なります。死ぬ危険の高い難しい作戦というのは他に多くあるでしょうが、特攻は必ず死ぬことを前提とした作戦です。
このような作戦は人類戦史上、ほかに例をみないものだそうです。
 
半藤一利氏の「あの戦争と日本人」などを読んでいると、特攻作戦が採用されていった経緯なども書かれていてとても興味深いですが、それでもなぜ日本においてはこんな戦い方が本質的に出てきたのだろうかというのがどうしても僕には理解できないです。
 戦況逼迫して物資もないなかで追い詰められたから?
それとも日本の武士道精神というものでしょうか?
 
 
特攻隊員の遺書が彼らの思いのすべてでは決してなく、書きたいけれど書けないこともたくさんあったはずで、この遺書の行間にどんな思いが詰まっているのかと思うととてもやりきれない気分になります。
 
 
なんども訪れる人もいるようで、福井からは遠い地にある施設ですが、近くに行った際にはぜひ立ち寄ってみていただきたいと思います。
TOPへ戻る